【備中エリア】倉敷市中央1丁目
倉敷美観地区
倉敷川に沿って白壁の町並みが続く、国指定の伝統的建造物群保存地区。
和と洋が混在するレトロモダンな町並み
江戸時代、幕府直轄地である「天領」として栄えた倉敷。高瀬舟を使った水運によって備中地方の特産物が集まり、その中心である倉敷川畔には、豊かな商人の町家や白壁の土蔵が立ち並びました。荷車が往来した石畳の路地も白壁の土蔵と相まって懐かしい風景を今に伝えています。現在でも、小さな路地裏に当時の建物が修復・再生され、ギャラリーや喫茶店、土産物などの個性的な店舗として利用されています。和と洋、古さと新しさが融合した独自の落ち着いた雰囲気は倉敷ならではの佇まい。「倉敷美観地区」は伝統的建造物群保存地区であると同時に今を生きる人々の生活の場でもあり、その姿は江戸時代から現在を経て、そして未来になっても倉敷の心意気を伝えてくれるのです。
天領の明かり
美観地区夜間景観照明
ほのかな灯りで倉敷美観地区を幻想的に浮かび上がらせる、「夜間景観照明」は、世界的な照明デザイナー石井幹子氏プロデュース。美しい町家や蔵の白壁やなまこ壁を、訪れた人々の心に響く優しい明かりで照らします。
日時:4月~9月 日没から22時までと、10月~3月 日没から21時まで
- お問合せ先
- 倉敷市観光部 TEL:086-426-3411
風情を感じながら、歩いてみませんか?

- 瓦
- いぶし銀の本葺き日本瓦が連なり、陽の光をやわらかに照り返す町並み。軒先には家紋をあしらった丸瓦が見られます。

- 川の石積み
- 川沿いには倉敷川の水を屋敷内の洗い場に引き込む家があり、石柱の間から川の水が屋敷内に取り入れられています。

- 街灯
- 楠戸家住宅(東町)の軒先にある街灯。銅とガラスが適度に古びて味わい深く、明治の香りを今に伝えています。

- ギャラリー
- 美観地区に軒を連ねるギャラリーを巡り、お気に入りを探すのも楽しみ方のひとつです。

- 倉敷天文台
- 1926年に開設した我が国初の民間天文台。ドーム型の建物は現在「源澄治・本田実記念館」として保存されています。
体験情報
くらしき川舟流し
倉敷川から眺める白壁の町並み…
江戸時代、物資を運ぶ舟が行き来していた倉敷川。その情緒が偲ばれる観光川舟が美観地区で運行されています。川面から町並みや柳並木を眺めると、いつもとは違った倉敷を味わうことができます。
- 営業期間
- 3月~11月
- 時間
- 9:30~11:30 13:00~16:00
(30分おきに出発) - 休み
- 月曜日
- お問合せ先
- 倉敷コンベンションビューロー
TEL:086-421-0224
「倉敷美観地区」の名所を巡る
静かな時間の流れとともに暮らしが息づく町「本町・東町」
美観地区の北、鶴形山の南麗を東西に抜ける道は、かつて倉敷から東の早島へと抜ける街道筋として商人が行き交い、職人たちが軒を連ね、倉敷川沿いよりも早くから町が形成され賑わった場所です。この本町・東町界隈には、美観地区とは違った趣があり、ゆったりと時間が流れているように感じられます。
今も昔の町家さながらの格子窓を持った店舗や住居が並び、そこには住む人の暮らしが息づいています。訪れたなら、静かで郷愁あふれるその佇まいにきっと惹かれるはず。また、今でも新たに土蔵や町家を改装したカフェやギャラリー、居酒屋などが誕生し、この界隈に新たな魅力が付け加えられています。
倉敷美観地区のみどころ
大原美術館

昭和5年(1930年)設立の日本で最初の私立西洋美術館。エル・グレコの「受胎告知」やクロード・モネの「睡蓮」をはじめとする西洋の名画や、日本の近・現代美術、民芸運動に関わった作家の作品、オリエントや東洋の古美術など広範な作品を展示・収蔵しています。
「倉敷館」観光案内所

1917(大正6)年に倉敷町役場として建てられた洋風木造建築。現在は観光案内所として観光ガイドや宿泊施設の紹介を行うほか、無料休憩所として自動販売機やコインロッカー、トイレを備えています。観光の起点や情報収集に便利なスポットです。
大橋家住宅

江戸時代に新田開発などで大きな財を成した大橋家が1796(寛政8)年に建てた建物です。倉敷の代表的な町家のひとつに数えられ、長屋門や倉敷窓・倉敷格子などを備えた往時の商屋の姿を現在に残す重厚な建物です。国の重要文化財にも指定されています。
倉敷考古館

土蔵を利用した考古学の博物館。石器や洞鐸など、吉備地方(岡山県南部)を中心に出土した資料を展示しています。
倉敷民藝館

焼き物やガラスなど、日常生活で使用された世界各地の民芸品を年代順に展示しています。江戸時代後期の米倉を改装した建物も魅力的です。
日本郷土玩具館

江戸から昭和(AD18から1980年代)にかけて日本各地でつくられた郷土玩具を展示。中庭を囲むようにギャラリーやショップ、カフェも併設されています。
倉敷市立美術館

郷土ゆかりの作家の作品を中心に企画・展示。倉敷出身の有名な現代日本画家池田遥邨(ようそん)のコレクションは日本有数を誇ります。
倉敷市立自然史博物館

ナウマンゾウの模型や古代の化石など、瀬戸内海、高梁川流域に生息した生き物をわかりやすく紹介しています。
有隣荘

大原美術館の創始者である大原孫三郎が妻のために建てた大原家の別邸。独特の製法で焼かれた瓦は見る角度によって緑色に光り、「緑御殿」とも呼ばれています。
旧大原家住宅

倉敷窓や倉敷格子、白壁など独特の意匠を備え、倉敷の典型的な町家として往時の姿をよくとどめています。
敬倹堂・游心亭(新渓園)

大原美術館の庭園・新渓園にある敬倹堂は大原家の別邸として建てられました。新たに建築された茶室(遊心亭)とともに市民に開放されています。
倉敷アイビースクエア

旧倉敷紡績倉敷工場を再開発した複合交流施設。ツタ(=アイビー)のからまる赤いレンガが目をひく敷地内には、倉紡記念館や陶芸を体験できる工房、ホテルなどがあります。
児島虎次郎記念館

大原美術館の絵画収集に尽力した画家・児島虎次郎の業績を記念して、アイビースクエア敷地内の倉庫を改装して開館。虎次郎自身の代表作や古代オリエントの美術品などを展示しています。
井上家住宅

倉敷の伝統的建造物の中では最古の町家です。防火用に土塗りの扉のある倉敷窓を備えています。
楠戸家住宅

表屋造の主屋(市指定重要文化財)に虫籠窓など、明治期の代表的な町家の姿を残しつつ、現在も呉服店として営業しています。
阿智神社

創期1700年を超える倉敷総鎮守です。美観地区を見下ろす絶好のビューポイントである鶴形山の山頂に、鎮座し、境内には能舞台や蓬菜思想に基づいた古代庭園を構えています。推定樹齢300~500年の天然記念物「阿智の藤」も見応え十分です。
交通情報
電車 |JR倉敷駅南口より南に徒歩10分
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